入院経過(その2)

入院した当初はちょっと腸を休めて様子を見ると言うことになった。

そこで、食べ物は五分がゆで、プレドニン30mgの点滴、ビタミン補充の点滴という2本立て。
ただ、続けていてもいっこうに改善されていかない。医者も焦っていたが、私はもっと焦っていた。というのも前回の経過と似ているのだ。このまま行くと一ヶ月コース。
急遽、火曜日に内視鏡をやると下降結腸のところにびらんがあって、その先(横行結腸など)にはびらんがないことがわかった。
そう、軽いのである。一番最初に入院したときには大腸全体に潰瘍ができていて、血便・下痢・腹痛と潰瘍性大腸炎の症状の典型例だったのに、今回は便が出ないし、腹痛もない。ちょっと出血している程度なのだ。
最初のときでも30mgで何とか時間がかかったが直ったので今回は小さいし、少ないので楽観視していたのだが、三週間では症状は変わらなかった。